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レッスン日記とか、スケートだったり、食べ物だったり・・・。 バレエ用語スケート用語間違っていること多々。
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マルグリット=アニエス・ルテチュス
振付・演出=ノイマイヤー
 
 最後の15分は涙が止まりませんでした・・・。バレエで泣けたのははじめてです。音楽、振付、ダンサー最高です。
 競争やノルマ、数字の目標にドヨンとしていた心が洗浄されました。バレエっていい。好きになってよかったと心底思いました。

 以下の書き込みはネタばれです。

《椿姫》

 舞台はマルグリットの葬式から物語が展開します・・・。

 肺病を患うマルグリットは、今の生活(高級娼婦)が身体によくないと知りながら諦めの気持ちで日々を過ごしています。

 そんなとき、アルマンとマルグリットは演劇場(演目はマノン)で知り合い、恋に落ちます。真面目で誠実なアルマンに接するうちにマルグリットは、華やかな世界とは別れを告げ、アルマンと共に生きようとします。

 しかしアルマンの父親が現れ、「息子の将来を考えるなら息子と別れてほしい」と告げます。泣く泣く分かれたマルグリットは元いた世界に戻りパトロンとの生活を選びます。 

 裏切られたと思ったアルマンは社交界(舞踏会)でマルグリットをなじり、お金をなげつけます。
 アルマンは新しい恋人ができましたが、マルグリットのことが頭をよぎりふんぎりがつきません。マルグリットは肺病が悪化して孤独のなか、死んでいきます・・・。

私が知っているショパンの曲が下記の場面で使われていました。

 アルマン父がマルグリットに息子の別れを頼む場面←「雨だれ」
 
 舞踏会←「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

 再会でよみがえる熱情←「バラード第1番ト短調作品

 ほかにも曲名が分かりませんが、聴いたことがある曲がいっぱい。
 ショパンの旋律は、美しいなかに、さびしさがあります。メロディにうっとりきて胸がいっぱいになります。


 劇中の演目にマノンが使われていることで、マルグリットがマノンの生き方にひっぱられては拒み、最後はマノンのように愛する人の手の中で死にたいという願望がしっかりと表現されていました。

 最後の自身の衰えをかくすために頬紅をつけて演劇場に行き、アルマン似の青年にまちがって、声をかけてしまったり、日記(最後にアルマンに託される)を咳き込みながらつける姿、マノンのように死にたい・・・と自身を重ねる姿をみて「アルマンのバカヤロー」と言いたくなりました。

 どの踊りも流れるようでうっとりきました。大人なバレエだと思いました。もしこの地元でこの演目(もちろんノイマイヤー振付・演出)があれば、絶対観にいくとおもいます。

 
 

 




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20代後半からバレエをはじめてはや数年・・・。いつからはじめたか忘れてしまいました・・・・。凹んだり、勘違いしたり、調子にのってしまったりの日々を記録している日記です。
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